電気機械器具の防水・防塵性能等級を取得するには
保護等級は日本工業規格(JIS保護等級)と国際電気標準会議(IEC)によって標準化されている。
各既定の試験に合格した製品に保護等級が割り当てられる。
防水性能ではIPXコードにより記載される事が多く、基準を下記にてご説明いたします。
IPX0~IPX8で記載され、規格試験が行われるが、等級が上がるほど、厳しい試験内容となる。
防塵保護等級 IPコード
◆0級 保護無し
◆1級 固形物50㎜以上(直径)が浸入しない。
◆2級 固形物12.5㎜以上(直径)が浸入しない。
◆3級 固形物2.5㎜以上(直径)が浸入しない。
◆4級 固形物1㎜以上(直径)が浸入しない。
◆5級 防塵型(影響がある塵埃が浸入しない)
◆6級 耐塵型(塵埃が浸入しない)
防水保護等級 IPXコード
◆0級 保護無し
◆1級 防滴I形
◆2級 防滴Ⅱ形
◆3級 防雨形
◆4級 防沫形
◆5級 防噴流形
◆6級 耐水形
◆7級 防浸形
◆8級 防中形
等級が増えるほど、防水性能は上がりますが、あくまで規格となります。
日本では完全防水・生活防水・日常生活防水などの記載がありますが、これは規格ではありません。
完全防水とは完全な防水を意味し8級 防中形に該当する商品をさします。
これまで多種・多用途の製品を研究・開発してまいりました。
規格取得に関する書類作成・試験等、当社にお任せください。